後でジワジワ響く英語ジョークトップイメージ

後でジワジワ響く英語ジョーク

ランプの精ジニーが飛び出す様子

 オンライン英会話ガイドでは、英語を継続して勉強されている方の筆休めとして、「Englishジョーク(アメリカンジョーク)集」を楽しんで頂く事を目的としていますが、英語に興味の無い方も一緒になって英語を楽しめる環境にてジョーク集を提供しております。

 特に、このページ内で紹介している英語ジョークは少し長文になりますが、日本人でも後で“ジワジワ”笑いが込み上げてくるような傑作のジョークを紹介しています。

 英語レベルは、初級から中級者の方でも十分理解ができるものを選んで掲載しておりますので、中学生レベルの英語が理解できる方は、是非とも最初に英文を読んでから下で紹介している和訳を読んで頂ければ、日本語では表現しきれていない部分の笑いも理解できて楽しめるかと思います。

ジニージョーク

 最初のジョークは、アラジンで有名なランプの精である「ジニー」が主役のジョークです。

Genie joke

A woman is walking along a beach when she finds an old oil lamp.
She picks it up and rubs it, and out comes a genie.

The genie says to the woman, "Thank you for freeing me from the oil lamp.
I will grant you three wishes, but whatever you wish for, your horrible ex-husband will get twice as much. What is your first wish?"

The woman says, "I'd like a million dollars in my bank account, please!"

The genie says, "You now have a million dollars in your bank account, and your ex-husband now has two million dollars. What is your second wish?"

The woman says, "I've always wanted a nice car. I'd like a brand new Rolls-Royce, please!"

The genie says, "You now have a new Rolls-Royce in your garage at home, and your ex-husband now has two new Rolls-Royces.
What is your third wish?"

The woman thought for a while and then said, "I'd like you to remove one of my kidneys, please!"

「ジニージョーク」日本語訳

 ジニージョーク

 ある女性が1人でビーチを歩いていると、古いオイルランプを見つけた。
 彼女はランプを拾い擦ると、ジニーが飛び出してきた。

 ジニーは女性に言った。「オイルランプから私を自由にしてくれてありがとう。
 あなたの願いは3つ叶えるけど、何を頼んだとしても、あなたの酷い元旦那にはその2倍を与えちゃうよ。
 さぁ、最初の願い事は何だい?」

 女性は言った。「どうぞ私の銀行口座を100万ドル(1億円)にしてください!」

 ジニーは女性に言った。「さぁ、あなたの銀行口座は100万ドルになって、元旦那は200万ドルになったよ。
 さぁ、2番目の願い事は何だい?」

 女性は言った。「私はいつも良い車が欲しかったの。最新のロールスロイスをお願いします!」

 ジニーは言った。「さぁ、あなたの家のガレージに最新のロールスロイスが有るよ。元旦那には2台の最新のロールスロイスね。
 さぁ、3つめの願いは何だい?」

 女性はしばらく考えてから言った。「私の腎臓(じんぞう)を1つ取ってください。」

コメント

 結構“キツイ”ジョークですが少し解説を挟みますと、腎臓(kidneys)は2つあるので1つ無くなっても生きていけますね(そのため英語ではkidneysと複数形になっています)。

3×2は何?

子供が算数を勉強している様子

What's 3 x 2?

A little boy returned home from school and told his father that he had failed the math's test.

His father asked him, "Why did you fail?"

The boy replied, "The teacher asked me 'How much is 3 x 2?' and I said '3 x 2 is 6'."

"Well, that's right" said his father.

The little boy continued, "Then she asked me 'How much is 2 x 3?"

"What the hell is the difference?" asked the father.

The son replied, "That's exactly what I said to my teacher and that's why I failed the math's test.

「3×2は何?」日本語訳

 3×2は何?

 ある幼い少年が学校から帰ってきて、彼の父親に数学のテストで欠点を取った事を伝えた。

 彼の父親は息子に「どうして欠点を取ったんだ?」と尋ねた。

 息子は「先生は“3×2はいくつ?”と尋ねたから、僕は“3×2は6です”と言ったんだ。」と父親に答えた。

 「うん。その通りだね。」と父親は息子に言いました。

 すると、息子は「それから先生は僕に“2×3はいくつ?”と聞いたんだ。」と続けました。

 すると、父親は「はぁ?違いは何だよ(怒)?」と尋ねました。

 息子は答えた。「うん。僕は全く同じように先生に言ったから、算数で欠点と取っちゃったんだ。」

ひとくち英会話メモ

 「ジニージョーク」のパートで、「a genie」や「the genie」と言う風にランプの精について、「a」や「the」と言った「冠詞」と呼ばれるものが付いている事が分かると思います。

 通常人の固有名詞には、「a Taro」や「the Hanako」と言う風にはならないのですが、「genie」は「ランプの精・妖精」と言う意味で固有名詞として扱っておりません。

 しかし、最近では、ディズニー映画等で「ジニー」と言う名前が「ランプの精の名」として定着しつつあるため、和訳では「ランプの精」では無く「ジニー」として固有名詞風に使用する事にしました。

トンチが効いたジワジワ来るジョーク

 先の2作について良いジョーク作品だったと思うのですが、次の2作は、なかなかトンチの効いたジョークとなっているので、引き続き海外のジョークをお楽しみください。

長い草

草が伸びている様子

Long grass

One afternoon, a wealthy lawyer was sitting in the back of his limousine being driven to work, when he saw two men eating grass by the side of the road.

He ordered his driver to stop, and then he got out to investigate.

"Why are you eating grass?" he asked the men.

"Sir, we don't have any money for food," one of the men replied.

"Come along with me," instructed the lawyer.

The first man said, "But sir, I have a wife and two children. They are also hungry."

"Bring them along too," replied the lawyer.

The second man said, "Sir, I have a wife and six children. Can they come as well, please?"

"No problem, bring them as well," answered the lawyer as he climbed back into his limo.

Finally, they were all in the limo - the lawyer, the two men, their two wives and eight children.

One of the men said, "Sir, you are too kind. Thank you for taking all of us with you."

The lawyer replied, "No problem, there will be plenty to eat at my home. The grass is almost half a meter tall."

「長い草」日本語訳

 長い草

 ある午後、裕福な弁護士が、彼の仕事場に向かうリムジンの後部座席に乗っていた時、道端で“草”を食べている2人の男に出会った。

 弁護士は、ドライバーに車を止めるように伝え、男たちが何をしているのか調べようと車を降りた。

 「なぜ、あなた達は草を食べているのですか?」弁護士は2人の男に尋ねた。

 「先生。私たちは食べ物を買うお金が無いのです。」1人の男が返事をした。

 すると弁護士は「私と一緒に来なさい。」と男たちに伝えた。

 1人目の男は「しかし先生。私には妻と2人の子供が居ます。彼らも私と同じようにお腹を空かせています。」と言いました。

 すると弁護士は「彼らも連れて来なさい。」と答えた。

 2人目の男は「私には妻と6人の子供が居ます。私の妻と子供も呼ばせて頂いても良いでしょうか?」

 弁護士は「問題無い。彼らも連れて来なさい。」と答えると、彼のリムジンに乗り込んだ。

 最終的に、弁護士、2人の男、2人の妻、8人の子供、全員がリムジンに乗り込みことになった。

 男の1人は「先生。あなたはとても優しい方です。私達全員を連れて行って頂きありがとうございます。」と弁護士に感謝を述べた。

 すると弁護士は「問題無いよ。私の家には沢山の食べ物が有るからね。草は伸びて50cmほどにいるんじゃないかな。」

コメント

 思わず“酷い”と思ってしまう話ですが、弁護士は食事を提供する事無く「自分の家の雑草処理」をさせようとしているんですね。

神と男

神様が祈りを聞くイメージ

God and the man

A man visits God and says "God, do you mind if I ask you a few questions?"

God says "No, ask me anything at all."

So the man says "God, you've been around for a very long time, so, for you, how long is a thousand years?"

God replies "For me, a thousand years is only five minutes."

The man then says "That's interesting God. And, for you, how much is a million dollars?"

God replies "For me, a million dollars is only five cents."

The man says "Really? Well then God, could you lend me five cents please?"

God looks at the man, smiles, and says "Of course my son. Just wait five minutes!"

「神と男」日本語訳

 神と男

 ある男が神様を訪ね「神様。いくつか質問をさせてもらっても良いですか?」と言った。

 神は「構わんよ。何なりと尋ねなさい。」と言った。

 そこで男は、「神様。あなたはとても長い間存在していらっしゃると思うのですが、あなたにとって1000年とは一体どれくらいの長さですか?」と尋ねた。

 すると神は「私にとって1000年は5分でしかない。」と答えた。

 男は「それは興味深いです。次に、神様にとって100万ドル(1億円)とは一体いくらぐらいの価値ですか?」と再び尋ねた。

 神は「私にとって100万ドルは5セント(5円)でしかない。」と再び答えた。

 男は「本当ですか!?では神様、もし宜しければ5セントを貸して頂けませんか?」と神様にお願いをした。

 神は男を見て微笑むと、「もちろんだとも。ただ5分だけ待ってくれるかな。」と男に告げた。

ひとくち英会話メモ

 最後の「神と男」で紹介した神様には先に紹介した「a genie」や「the genie」のように「a」や「the」が付かずに、「God」と言う風になっている事にお気付きになられたでしょうか?

 そうなんです。神様には「a」や「the」と言った冠詞を付ける事は無いんですね。

 神様に冠詞を付けないのは、英語の元になったラテン語に冠詞が無いためで、その名残で神様には冠詞を付けないと言う説があるようです。

To page top ページの先頭へ